政府は、地域拠点となる「スタートアップ都市」10カ所を整備し、創業エコシステムを首都圏集中から多拠点型へ転換する方針を示した。公開されている事実から見ると、狙いは創業を始めるだけでなく、地域で定着し成長できる流れを作ることにある。
スタートアップ都市は名称だけでは機能しない。インフラ、人材、資金、地域ネットワーク、そして企業が留まりやすい条件がそろって初めて実効性が出る。科学技術基盤を持つ都市が例示されている点も、既存の地域資源を活用する意図として受け止められる。
今後の焦点は、10カ所が実際に動く拠点として根づくかどうかである。